こんにちは。
みなさんは、昨今話題になっている「タイパ」という言葉を聞いたことはありますか?
「タイパ」とは「タイムパフォーマンス」の略です。
つまり、時間をかけずに効率よく仕事や生活を行いたいということです。これは、稼ぎ方、そして働き方にも大きく関係しています。
今回は、稼げる不動産営業マンになる働き方について解説します。
不動産業界で働いている方はもちろん、別の職種にお勤めの方にも参考になれば嬉しいです。
不動産営業の1日のスケジュール
まずは、不動産営業の1日のスケジュールを見てみましょう。
8:30 9:00 9:30 11:00 12:00 13:00 14:30 16:00 17:30 19:00 20:00 | 出社・スケジュール確認 メールチェックやスケジュール確認 ミーティングチームで案件の進行状況やスケジュールの共有、営業成績の確認 アポイント①電話やメールなどでお客様に営業 来客対応取引先の担当変更に伴う挨拶と今後の打ち合わせ 昼食休憩 (予定が詰まっている日は、時間をずらしたり急いで食べることもある) 外訪①お客様を訪問し商談 事務作業帰社し、商談内容などを報告書にまとめる次の外訪の準備 外訪②契約予定のお客様の元を訪問 外訪③お客様を訪問し商談 アポイント②・翌日準備 明日以降でアポイントが取れそうな人にメールで営業次回の商談に向けて、資料作成や残った事務作業を行う 退勤 |
みなさんは、このスケジュールを見てどのような印象をお持ちでしょうか。
一般的な会社員よりも、拘束時間が長いように感じられませんでしたか?
特に、外回りをメインとしている不動産営業職は、お客様の都合に合わせ、スケジュールを立てる必要があります。そのため、平日より土日、午前中よりお昼以降に商談や打ち合わせが入ることが多い傾向にあります。
働く環境の整備
不動産営業というと、「長時間勤務」というイメージを持たれがちです。
これは、契約本数が給与に反映される給与形態やお客様の都合でスケジュールを立てざるを得ないということが背景として考えられます。
しかし、現在では働き方改革の影響もあり、残業時間の上限が法律で定められています。また、雇用形式や勤務形態を見直す動きもあり、働く環境は整備されつつあります。
効率の良いスケジュールの立て方
お客様第一とはいえ、ある程度動きやすいスケジュールを立てられなければ、無駄な時間が発生してしまいます。効率の良いスケジュールはどのようにしたら立てられるのでしょうか。
1)スケジュールを週で捉える
定休日の翌日からを1週間として考えてみましょう。
水 木 金 土・日 月 火 | 定休日 メールチェック・商談スケジュール・アポイント・資料作成 企業関係の商談・打ち合わせ 個人のお客様の商談・打ち合わせ 銀行や官公庁での手続き 個人・企業を問わず商談・打ち合わせ |
このように、ある程度ベースとなる仕事を決めておき、ルーティン化させると効率が良くなります。
2)仕事をしない時間を決める
フレキシブルに働けるからこそ、遅くまで仕事をしてしまったりすることもあるかと思います。しかし、睡眠時間や食事の時間をしっかり確保しなければ、体調を崩してしまいます。パフォーマンスを最大限に発揮するためにも、「何時以降は仕事をしない」など、仕事をしない時間を決めましょう。
3)全ての仕事を自分でしない
会社の規模や雇用形態によりますが、全ての仕事を自分自身がする必要はありません。例えば、営業事務の部署と一緒に取り組むなど、チームで仕事をしていくことや、難しい場合は、一部を外注することも視野に入れましょう。
まとめ
今回は、時間をかけずに効率よく稼ぐ働き方について解説しました。いかがでしたか?
効率よく働くことができれば、身体的、精神的な余裕が生まれ、スケジュールにも余裕ができるため、新しい案件獲得にも繋がります。新しい案件を獲得し、契約を取ることが報酬アップにも繋がります。
この記事が、みなさんの参考になれば嬉しいです。