こんにちは。

今やどの業界でも活用されているSNS。みなさんもSNSを利用して、企業の情報などを検索したことがあるのではないでしょうか。

今回は、不動産事業におけるSNSの使い方をご紹介します。みなさんのご参考にしていただけますと幸いです。

企業におけるSNSの役割とは?

帝国データバンクが2023年9月におこなったアンケートによると、企業の約40%がSNSを活用しており、企業認知度のアップが目的でSNSを運用をしていることがわかりました。

出典:2023年帝国データバンク「企業における SNS のビジネス活用動向アンケート」

また、活用しているSNS媒体は、Instagramがトップで、Facebook、LINEと続きます。
企業イメージの発信にもSNSは一役買っていることがわかりますね。

では、不動産におけるSNSの運用状況はいかがでしょうか。

アンケート結果によると、不動産事業でSNSを活用している企業は、約29%と他の業種と比べ、少ないことがわかりました。

出典:2023年帝国データバンク「企業における SNS のビジネス活用動向アンケート」

不動産事業におけるSNS活用のメリット

不動産事業でSNSを活用するメリットは、以下のようなことが挙げられます。

  • 位置情報やハッシュタグで不動産情報を見つけてもらいやすくなる
  • 物件を気軽に検索してもらいやすくなる
  • ユーザーによる投稿の拡散が期待できる
  • 広告費の削減が図ることが可能

SNSは、短い動画や写真で物件や不動産事業の魅力を伝えることができ、シェアやいいね機能のアクションをユーザーが起こすことで、投稿の拡散ができるため、潜在層にも訴求しやすくなる特性があります。

一見、敷居が高いと思われる不動産事業ですが、SNSを利用することにより、気軽に検索してもらいやすくなります。

また、SNS広告を利用することにより、ターゲットユーザーにピンポイントに広告を出稿することができるため、広告費の削減を図ることも可能です。

さらに、ダイレクトメッセージやコメント機能を活用することで、ユーザーとのコンタクトも取りやすくなり、コミュニケーションを取ることもできます。

BtoCだけではなく、BtoBでも同じで、企業間の情報発信・情報共有ツールとしても活用していただくことが可能です。

不動産事業におけるSNS活用で必要なこと

次に、SNSを活用していく上で準備が必要なものをご説明します。

  • 専任の担当者がいた方が良い
  • ターゲットを常に意識した戦略的な投稿の必要性

SNSは、継続的に更新していく必要があります。専任の広報担当がおこなうことをオススメします。営業部やデザイナーなどとの調整を取りながら、戦略的に投稿をする必要がありますので、自社で難しい場合は、専門業者に外注されることもできますので、その可能性も視野に入れていただくと良いかと思います。

まとめ

今回は、不動産事業におけるSNSの使い方について、データを交えながらご説明いたしました。

今やSNSはどの企業にとってもなくてはならない広報ツールのひとつです。しかし、不動産業界では、活用されている企業が少ないのも現状ですので、今、SNSの運用を本格的にしてみるとまだまだ伸びる可能性が高いとも言えますね。

この記事が、みなさんの参考になれば嬉しいです。

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