こんにちは。
SNSは私たちの暮らしに欠かせない存在となりました。特に、Z世代と呼ばれる若者層は、衣食住に関する情報をSNSから収集する傾向が強まっています。
一方で、不動産業界における集客の主流は未だにポータルサイトが中心です。このギャップはどのように生じているのでしょうか?
今回は、株式会社いえらぶGROUPが行った「住まい探しにおけるポータルサイト・SNSの利用状況に関する調査」をもとに、不動産会社がSNSを活用すべき理由と、具体的な運用方法について解説します。
皆さんのご参考にしていただけると嬉しいです。
Z世代の部屋探しはSNSが主流に
出典:住まい探しにおけるポータルサイト・SNSの利用状況に関する調査(株式会社いえらぶGROUP調べ)
調査結果によると、26歳以下のZ世代が今後使いたい住まい探しの情報収集方法の1位は「SNS」(38.6%)でした。これは、「ポータルサイト」(34.2%)や「ホームページ」(33.9%)を上回る数値です。
また、不動産会社に対して行われた「今後伸びると思う集客方法」の調査でも、「SNS」が57.8%で1位という結果になりました。しかし、実際にSNSを運用している不動産会社は全体の34.9%にとどまっており、約65%の不動産会社がSNSを活用できていない現状が浮き彫りとなっています。
SNS運用が進まない理由は「人材不足」
出典:住まい探しにおけるポータルサイト・SNSの利用状況に関する調査(株式会社いえらぶGROUP調べ)
不動産会社がSNSを活用できていない最大の理由は「担当できる社員がいないから」です。特に、不動産業界は社員10人未満の事業所が95%以上を占めており、人的リソースの確保が難しい状況にあります。
さらに、業界の平均年齢の高さもSNS運用の障壁となっています。新たなマーケティング手法に精通した人材が少ないため、SNS運用に踏み出せない企業が多いのです。しかし、SNSを活用した集客の効果は確かに存在します。
今や9割が住まい探しにSNSを活用
出典:住まい探しにおけるポータルサイト・SNSの利用状況に関する調査(株式会社いえらぶGROUP調べ)
調査によると、部屋探しにSNSを利用したエンドユーザーの91.4%が「役立った」と回答しています。これは、SNSが単なる情報収集ツールではなく、実際の住まい探しにおいて有益な情報を掴むための手段であることを示しています。特に、写真や動画を活用した物件紹介は、内覧前に物件の雰囲気をつかみやすく、効率的な住まい探しを可能にします。
今後、SNSを活用したマーケティングがより重要になり、物件の魅力を適切に発信できる不動産会社が選ばれる時代になるとも言えますね。
不動産業界に効果的なSNS活用法
出典:住まい探しにおけるポータルサイト・SNSの利用状況に関する調査(株式会社いえらぶGROUP調べ)
出典:住まい探しにおけるポータルサイト・SNSの利用状況に関する調査(株式会社いえらぶGROUP調べ)
■住まい探しに使うSNSはテキストから動画へ
不動産会社が注力するSNSにも変化が起きています。「現在運用しているSNS」の2位、3位はFacebook(40.7%)、Twitter(39.5%)でしたが、「今後注力したいSNS」の2位、3位はそれぞれYouTube(53.7%)、TikTok(43.2%)となりました。
また、エンドユーザー全体が「住まい探しに使ったSNS」の1位はTwitter(55.1%)でしたが、Z世代が「今後住まい探しに使ってみたいSNS」ではTwitterは4位(26.0%)になり、3位にTikTok(41.6%)が浮上しました。この結果からも、今後の住まい探しで動画SNSの利用が増えていくことが予想されます。
■適切なプラットフォーム
現在、不動産業界で特に効果的とされるSNSは以下の3つです。
Instagram
写真や短い動画で物件の魅力を伝えやすい
YouTube
物件の内覧動画やエリア紹介動画の活用が可能
TikTok
短尺動画で若年層にアプローチできる。
特に、TikTokはZ世代も注目しており、不動産会社も今後注力したいSNSに挙げていることから、外せないSNSの一つと言えるでしょう。
■物件紹介以外のコンテンツを発信
SNSで成功するためには、単なる物件紹介だけではなく、物件のエリア情報や住まい探しのコツなど、フォロワーが興味を持つコンテンツを発信することが不可欠です。
このようなコンテンツを交えて発信することで、フォロワーとの関係を築き、信頼を獲得できます。
まとめ
不動産業界におけるSNS活用の重要性はますます高まっています。Z世代の部屋探しの主流がSNSにシフトしている今、不動産会社もこの流れに対応する必要があります。
人材不足やリソースの少なさといった課題がある中でも、成功している不動産会社は確実に存在します。SNSの運用に不安がある場合は、SNSマーケティングの専門家と連携するのも一つの方法です。
今後の集客戦略として、ぜひSNSを活用し、空室解消につなげていきましょう。
みなさんの参考になれば嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。