業態を知ることの重要性

こんにちは。
トレジャーコンテンツ店舗仲介スペシャリストの坂本です。

本日は、先日契約した物件で、物件契約後に、
開業までの継続コンサルティングを依頼された時のお話です。

今回の開業までの継続コンサルティングとは、
実際にオープンするまでを不動産的な立場でサポートすることです。
具体的には以下の内容です。

・マーケット調査
・マーケットが同じエリアでの流行チェック
・内装会社との打合せ同行
・近隣挨拶    
など

と言っても、今回はイレギュラーなケースです。
本来のコンサルティングは店舗が決まる前にマーケット調査から入ります。
しかしこの物件については立地の良さから、競合他社に先に契約されないために、
一般的な調査は後回しにし、契約を優先しました。

改めて継続コンサルティングを簡単にお伝えすると、
その会社様のメンバーの一員となって、オープンまでサポートすることです。

以下に、今回のメリットとデメリットを記載します。

メリット
・顧客の成功率を自分の腕でコントロールできる
・深い人間関係が構築出来る
・企業の内部事情に詳しくなる
・専属的に物件仲介に入れる
・他のビジネスの相談も来る

デメリット
・拘束時間が長くなってしまうため、複数の企業には提供しにくい

メリット・デメリットについては会社の規模によって多少変わりますが、
それでもそのメリットは大きいと思います。

では、具体的な内容をお話したいと思います。

こちらのお客様は、
都内で10店舗程度展開している居酒屋さんなのですが、
今回は、立地と客層に合わせた新業態にしたいという考えを持っていました。

そこで、不動産的視点からの調査を依頼されました。
調査内容は極秘なんですが、結論として「うどん居酒屋」を提案させて頂きました。

そこで、以下の「うどん居酒屋」で有名な店舗をご紹介し、調査をしました。
どの店舗も「うどん」と「お酒」のバランスが見事で、コスパも良く感動を覚える店舗でした。

最終的には総合的な判断で、この「うどん居酒屋」をオープンするという判断になりました。
ですが、そこからが大変でしたね。
「うどん」の製麺機選びから、「うどん」に利用する粉の選定20数回の試食会など。

新業態の開発は、ここまで大変なんだ。というのを改めて肌で感じることが出来た案件でした。

ここで伝えたいことは、
店舗営業として大切なことは、いかに「お店」を知っているのかということ。

お店を知っておく上でのポイントを3つ教えます。
・新規オープンのwebサイトをチェックをする
・日経MJ新聞を熟読し、トレンドや流行を確認する
・タウンワークを定期的に見て、新規出店の店舗を確認する

上記の3つです。


トレンドを把握して、店舗の出店傾向や流行を頭に入れることで、
店舗仲介の売上upに必ず繋がります。

常にアンテナを張ることを心掛けてみて下さい。

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