自社のリーシング力を強くする 自社サイトの運営方法(導入編)

こんにちは。
不動産会社の管理を増やすプロフェッショナルの新井昭光です。

自社サイトは、ポータルサイトに備わった「検索システムと集客力」を自前で用意しなければなりません。
サイトに「訪れてもらう」努力を、すべて自分達でやらなければならないのです。
(社内の人員だけでは手が回らないのであれば、アウトソーシングも含めて考える必要があります・・・・)

そのために、大きな手間と時間と費用がかかります。
だから、自社サイトは「あるだけ」の存在で、ネット集客は「ポータルサイト頼み」という会社も多いですね。
そのように割り切るなら、その考えもアリです。


結局はコストの問題なのです。

一件の問い合わせに「いくらかかるか
ひと組の来店に「いくらかけられるか
ひとつの契約に「いくらかかったのか

ポータルサイトでも、自社サイトでも、
このコスト意識がしっかり出来ていれば、採算に合う方法を取り入れればいいのです。

ただし、ポータルサイトだけに頼っていると
ポータルサイト側の「言いなり」にならなければなりません。
ホームズの「課金制」がいい例ですね。それに、ポータルサイトには限界があります。
あなたが選択できるのは、「物件データ」と「掲載数(エリアも)」だけです。

自社サイトは可能性と選択肢がまだまだ大きく残っています。
SEO対策やリスティング広告などを使って、サイトへの集客をどこまで増やすかは、
「予算のかけ方」と「マーケットの大きさ」次第です。

もうひとつ大事なことは、
自社サイトを「ネット集客の柱」とするには、ある程度の時間が必要という事実です。

ポータルサイトなら、契約して入力すれば、すぐに結果が出ますが、
自社サイトは、そこそこの時間がかかります。運営のノウハウや知識も多少は必要です。
早めに始めないと、エリアのライバルから「遅れて」しまいます。

コストと時間とスタッフ・・・・・・この3つの代償を「どれだけ」払えるか、
大げさに言うと、その「覚悟」を決めてください。
代償を払うことなしに、「自社サイトからの集客」が増えることはありません。

ホームページさえ作ったらそこから反響があるはずだ、というのは「勘違い」です。

さて、本題に入ります。

まずは自社サイトへの「訪問者」を増やす必要があります。
100人の訪問者があって、その中から1件の問い合わせがあれば、そこそこ「合格」と言われています。
反響率1%、ということです。
10件の問い合わせが欲しければ、1000組の訪問者が必要です。
50件の問い合わせなら5000組・・・・・・・・

もちろん反響率を、1%から2%へ、そして3%と高めていく努力もします。
それについては、次回以降のコラムで説明します。

訪問者数は、ホームページを作った後に何の手も打たなければ、月に100組程度だったりします。
自社のスタッフやエリアのライバル会社くらいしか見ていないのです。
それでは問い合わせや成約には一切つながりませんよね。

次回から、具体的な方法を紹介していきますので、話が少し専門的になります。
覚悟しておいてください。

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